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結婚と離婚は、随分重い紙一重【51話】

更新日:

妻の莉子に離婚届けと離婚協議書を突きつけた私。莉子は頭が整理しきれていなかった。しかしダラダラと続けるのが1番よくないと思った私は、徹底的に悪になると決めたのです。

つらい離婚の話合い

私から離婚届けを突きつけられた莉子は、更に口数が少なくなった。上の空だ。

書類を突きつけたその日はらちが明かず、話し合いが進まないまま終わった。

翌日も、仕事から帰ってきた後に話をした。

「証人欄は誰でもいいんだってよ。うちの親に書いてもらうから」

私が強引にそう言うと、莉子も黙っていなかった。

「ちょっと勝手に決めないでよ!…うちの親にまだちゃんと話しもしてないじゃん!ちゃんと説明しにいくんでしょ?」

「なんで説明しなきゃいけないの?莉子の親はうちらに全然干渉しないじゃん。それに来て欲しいときに来てくれないし。俺は会いたくもない」

話すととても長くなるし細かいので割愛するが、私は莉子の家族のことも好きじゃなかった。

簡単に言うと莉子の家で私は村八分状態、それに、家庭の事情で色々助けてほしいときに何もしてくれなかった。助けてくれたのは私の親だ。

良く言えば干渉しない家族だが、とにかく莉子の家に帰省したとき私の居場所はなかった。

「夏休みに親に話したら、爽馬のことヒドイねって言ってた」

「…お互いヒドイところがあったでしょ?それに莉子の家族が俺の味方になったことは1度もないし、俺からしたら困ったことしかなかったの、わかる?」

「…家族のことは申し訳ないと思ってる。でも、育った環境が違うから、きっとどう接していいかよくわからないだけなの!」

莉子自身、莉子の家族が私に対して適当な扱いをしたということを理解していた。でも1番嫌なのはそこじゃない。

「1番つらいのは、それがわかってて莉子が何もフォローしてくれなかったことだよ」

「ほんと、ごめん…直そうと思ってたんだけど…」

莉子は自身の悪いところは素直に認める。しかし、一向に直らなかった。人間簡単に変わらないのだ。

なぜ離婚するのに他人の証人がいるのか

それでも莉子は譲らなかった。私にこう言ってきた。

「…まだ離婚受け入れたわけじゃないけど、うちの親にも納得してもらわないと離婚はできない」

「なんで?親関係ないでしょ?普段から関わりないのに」

「関係あるよ!うちの親だって娘が突然離婚したら訳わかんないでしょ!?」

それはそうだ。でも私は会いたくもない。

「会って何をするの?俺に文句言いたいの?」

「…わからないけど…きっと、止めると思う」

「うちらの離婚は夫婦間の問題でしょ?」

「…」

私が不倫をしたとき”チャンスがほしい“と言ってきた妻。私からすると、莉子の言動と行動は矛盾していた。

チャンスがほしいということは、結婚生活をやり直したいということ。しかし、莉子は自分の悪いところ、私が不満に思っていた部分を直そうとしなかった。

それでいて、親を巻き込もうとするのは私は理解できなかった。

「結婚は夫婦だけのものじゃない」という考えもわからないでもないが、何も知らない人間が介入しても解決などしない。

「もし俺が莉子の両親に会っても、親に謝罪なんてしないよ?今までの不満を延々と話すだけだよ?傷を深めるだけだと思わない?」

莉子はもう訳がわからなく頭も回らない様子だった。一方的に責めているような自分に心が痛む部分もあったが…変に優しくしたりするのは逆に苦しむだけだ。

「…とにかく、俺は会う気はない。判子押したいなら任せるけど」

しかしらちが明かず譲歩した。証人欄は莉子の親にも押してもらうことに。

まずは、一度自分の親に判子を押してもらうため、親の元へ離婚届を郵送した。

本当は離婚届の証人は友達でもいいのだ。でも、私の中になにか“けじめ”のようなものがあり、婚姻届に判を押した親にお願いすることにした。

そもそも、本人たちが合意するなら証人なんていらないと思うのだが…

離婚話の原因?どんどんやつれていく自分

その頃、私はどんどんやつれていたようだ。

「奏馬、大丈夫か?顔色が悪いぞ?」

「ああ、元から悪いから心配ないよ。」

同僚から良く指摘された。実際、離婚話をしたあたりから体重は4kgほど落ちていた。

もともと太ってはなかったが、標準体重より10kgも下まわってしまった。

食事をすごく減らしたわけではなかったが、喉を通らないことも。

会社では意識して明るく振舞っていたが、やつれが隠しきれなかった。

しかしここで「ヤバイ」「ダメだ」とか思ってしまったら終わり。

前に進むこと以外、考えるのをやめた。

まだ上司にも報告していなかったが、あと数ヶ月で会社は辞めるだろう。私はひっそりと退職の準備を始めていたのです。

運命を決める面接

それから数日後、私は転職希望の企業へ向かった。

面接を受けるのは私も紗衣もゆかりのない茨城の企業。

会場入り30分前から緊張した私は、紗衣に電話した。

「紗衣、もうすぐ面接だよ。頑張るよ!」

「うん、頑張ってください。奏馬さんなら大丈夫♪」

「紗衣の声聞けたから頑張れる!」

「ふふっ♪行ってらっしゃい!大好きだよ奏馬さん♡」

紗衣のエールをもらった私は、面接へ。



面接は好感触で終わった。

「紗衣とここに住むのかもしれない」

そう思うと、夢が膨らんだ。まだまだ試練が待ち受けているとは知らず。

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