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再婚に向けた転職活動。それはまた、人妻と会うチャンス【45話】

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私は妻の莉子に離婚を突きつけ、慣れ親しんだ土地を離れて人妻との再婚を考えていた。全て前を向いて進めなくてはならない。私は誰に批判されようが、意思を貫くことを決意していた。

面接の話が舞い込む

離婚の話を進めながら転職活動を続ける私に、面接の話がいくつか舞い込んできた。

転職エージェントに複数登録して相談していたのですが、条件にマッチしそうなのが割とあって驚いた。

「面接が通っても、最悪断っても大丈夫ですよ。練習も兼ねて、気になるところは受けてみることをおすすめします」

とエージェントから説明され、私はまず1社受けてみることにしました。

(面接に行ったあと、紗衣と会いたいな)

せっかく堂々と外出できるので、都合を合わせて紗衣に会いたいと思った。

さっそく私は紗衣に連絡。

「面接進めそうなんだけど、この日会えるかなぁ?埼玉の所沢駅なんだけど」

「いい会社あったんですね!埼玉だけど、うちから結構遠いところですね…」

「紗衣が来やすいところまで電車で行くから、どうかな?」

「私も会いたいし、それなら頑張ります!子供も一緒に行くから車で行ける場所がいいです」

紗衣の家からあまりに遠いのは大変なので、できるだけ紗衣が来やすいところで合流することにした。

不倫がバレたあとも、なんだかんだ会っている…嬉しいことだ。

ちなみに私が1番満足した転職エージェントは「JACリクルートメント」。離婚話で苦悩しながらも、転職話はこちらのエージェントがとても丁寧にフォローしてくれました。

離婚と転職はセットのこともあります。困ったときは、転職エージェントに相談するといいですよ。

離婚話し合い中のシェアハウス夫婦

私がどこに行くか、一応妻の莉子にも伝えた。もちろん、半分嘘だ。

「転職の面接何社か受けてくるから、数日いなくなる」

「…そう。うまくいくといいね」

ただ黙って家を空けると、間違いなく人妻と会うことを疑われる。

転職をする!と言っている私が、面接に行くのはごく自然な流れだった。

莉子はまだ、離婚を完全に受け入れた様子ではなかった。しかし転職の話を止めることもなかった。

転職が決まってしまえば、仮に離婚が確定しなくても私は家を出る。ある意味賭けだが、それが莉子に決断させるための行動になるかもしれない。

ただ莉子が認めなければ、私の行動は「悪意の遺棄」になる可能性もある。

悪意の遺棄とは、例えば離婚しようと目論んで意図的に別居したりすること。

しかし私はお金のことよりも、この苦しい時間を抜け出したかった。最悪、悪意の遺棄で慰謝料を請求されても、何年も仮面夫婦を続けるよりはいい、と思っていた。

今思えば最善の策とは到底言えない。しかし、それほど私は現実を変えたかった。

最低限の会話をした私たち夫婦は、家の中でお互いのことをやり、お互いの時間を過ごすだけ。

シェアハウス状態なのが、とても滑稽だった。

緊張の面接。ここに住むことになるのかも?

面接の日。私はスーツを着て電車に乗った。

紗衣と会う嬉しさと、初めての転職面接のドキドキで、朝からフワフワした気持ちだった。

「面接、頑張ってくださいね♪奏馬さんなら大丈夫!」

「ありがとう紗衣!待っててね!」

面接を受けるのは所沢。そのあと松戸駅で紗衣と合流する予定だ。

電車を乗り継いで面接する会社へ到着した私は、電車を降りたあとから心臓がバクバクしていた。

(やばい、緊張してる)

緊張をほぐしたかったのもあり、紗衣に電話をした。

「紗衣、俺すごく緊張してる」

「大丈夫ですよ!奏馬さんの良さはきっと伝わるはずです!終わったら待ってますからね♪」

「ありがとう、紗衣の声で頑張れるよ!」

紗衣の声に勇気をもらい、小心者は面接先へと向かった。不倫という大それたことをしているのに、心は小心者だ。

面接は和やかな雰囲気で終わった。綺麗な建物で会社の印象もよかった。

(紗衣とこのあたりに住むかもしれない)

そう考えると、なんだか嬉しくなる。

少し安心した気持ちで、紗衣の待つ駅へと向かった。

周囲からは家族に見える?

「紗衣、面接終わったよ!」

私はすぐさま紗衣にメールした。

「お疲れ様です!どうでした?」

「んー、まあまあかな!仕事大変そうだけど、会社は綺麗だったし面接の雰囲気はよかった」

もうすぐ会えるのに、メールでもやりとり。1秒でも紗衣と時間を共有したかった。

面接場所から1時間ほど電車に揺られ、紗衣と約束した松戸駅へ。紗衣が車で来やすい駅で待ち合わせることにしたのです。

駅に着いて、紗衣ご合流。

「奏馬さん♪」

「紗衣、おまたせ!Aくん、久しぶり!」

紗衣の子供のAくんとも、これで3度目だろうか?私にもだいぶ慣れてきた。

もう夜だったので、私たちはホテル近くの洋食レストランに入った。

「ここならAくんも食べれるのあるね」

3人で入るレストラン。周囲からは家族に見えているだろうか?

「お子様プレートと、ナポリタンと…」

嬉しそうに注文する紗衣を見ていると、自然と笑顔になる。

私が描く理想の光景だった。

「パパ」

Aくんは既に、私をパパと呼んでいた。確実に再婚すると決まっていなかったものの、不自然にならない呼び方はパパだった。

名前でもよかったかもしれないが、万が一紗衣の旦那の前で「そうま」と呼んだりしたらまずい。

それに「おじさん」も嫌だったので、パパが妥当だった。

パパと呼ばれても、まだピンとこないというのが正直なところ。この子が生まれたところを見たわけでもないし、育てたわけでもない。

覚悟を決めようとしても、複雑な気持ちもまだなくならなかった。

 

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