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妻の反撃。離婚話は精神がすり減る…【38話】

更新日:

離婚を切り出した私と、離婚したくない妻の莉子。2人の話し合いは並行線、なかなか結論が出ないままでした。長く一緒に居た2人が別れるのは、簡単なことではありません。

別れ話ですり減っていく2人

1度離婚の話を切り出した私は、日曜の夜にまた離婚の話を再開しました。

しかし、別れたい私と別れたくない妻の話し合いは並行線。

その日も結局、答えは出ないまま終わりました。

(このまま、何年も引き留められたらどうしよう)

そんな恐れも頭に浮かびます。

裁判所までは持ち込みたくないし、できるだけ早く終わらせたい。

もちろんダメージはあるが、お互い早く終わらせた方がいいはず。

離婚はしたいが、妻のことを心底憎んでいるわけではない。

離婚するなら、ふっきれるようにしてあげたい。だから、とことん悪者になろう。

そう思っていました。

離婚は全てやり直す覚悟で

翌日からまた仕事の日々。しかし私は、莉子の朝食も作らず会社に行くことに決めました。

むしろそのくらいは普通かもしれません。それまでが甘過ぎた…

以前も思っていたことですが、会社で過ごす時間は平和でした。既に中堅社員だった私は怒られるようなことも少なく、マイペースで仕事をしていたから。

それに当時席が隣だった同僚に妻の愚痴をこぼしていたので、それも私にとっては救い。

「こないだ、ついに離婚の話出しちゃったよ…」

「え?マジで?」

家で妻といるときは、常に張り詰めたムード。サラリーマンは好きではないが、会社がこんなに楽な日が来るとは思ってもいませんでした。

「大変だね。会社いづらくなるでしょ?」

「そうだね…だから、もう転職する方向で考えてるよ」

転職したいなと思ってもいましたが、別に辞めるほど嫌いじゃなかった会社なので、やや不本意ではありました。

しかし、これからのことを考えるともうここには居れない。

全てイチからやり直す覚悟で、進めていた。

冷戦状態の夫婦

妻の莉子とは、少しの間必要以上の会話がなくなりました。いえ、離婚の話をする前から既にそんな感じでしたが、より疎遠になったかのように。

私は妻を許せない。

そう思ってはいましたが、日に日にやつれていく妻を見ていると、執拗に責めることができなくもなります。

(少し整理したら、莉子から何か言ってくるだろうか)

離婚の話を進めたかったのですが、私は転職のことも進める必要がありました。

新しい居場所探しを…紗衣と暮らすかもしれない場所探しを、仕事が終わってから淡々と進めていたのです。

そんな姿を見た妻は、

「…本当に転職するの?」

と聞いてきます。

「本気だよ。前から転職はしたいって言ってたでしょ?」

半分本当で、半分嘘の返答。真実は、紗衣と一緒になるため。

もう、後ろを振り向くことはやめました。

作戦かあきらめか、妻の反撃

 

次の週末まで、私たちは離婚の話はしませんでした。

責めすぎるより、少し時間を空けるのも手だと思っていたところもあります。

そして週末、仕事が休みの日。

莉子から話を切り出してきました。

「離婚してあげるから」

私は、思わず驚きました。こんなに早く結論が出ると思っていなかったのです。

「……決心がついたの?」

私が絞り出した言葉はこれです。少し準備ができていませんでした。

「不倫相手と暮らすんでしょ?子供もいるんでしょ?逃げないで結婚しなよ」

と妻の言葉。思いもよらない言葉に、私は冷静さを保つのに必死でした。

「…再婚はしないよ。人の子供は無理だよ」

私の返答は、あくまで紗衣を守ろうとする言葉。紗衣には迷惑をかけたくない。そんな気持ちから、嘘を言ったのです。

「不倫しといて、私と離婚して、子供がいるから無理は卑怯だよ。責任とりなよ」

私としてはかなり刺さる言葉でした。

(これは本音なのか?…揺さぶりなのか?)

「私は自殺しようとまで考えたんだよ…怖くてできなかったけど。相手のこと幸せにしてやってよ」

予想外すぎる言葉に、私は余計に言葉に詰まります。

「それ、本気で言ってるの?」

思わずこんな言葉を返した私に、妻は、

「離婚してあげるって言ってるの。私はみじめだけど、これから仕事命で生きるから。せいぜい幸せになってよ」

と投げやりな言葉。

離婚なんてしたい訳がない。きっと妻は自分に言い聞かせ、前を向こうとしたのでしょう。

このとき私は、自分が犯した罪の大きさに、改めてダメージを受けました。

いっぽうで、中途半端に気持ちを曲げたら、誰も幸せにならない。そんな気持ちで、自分も後ろを向かないよう必死でした。

この日、その後どんな会話をしたか覚えていません。

望んでいたはずの妻の離婚承諾が、あまりにあっさりと、意外な言葉で終えたことに、私は動揺していたのかもしれません。

将来を考えない結婚はしない方がいい

とにかく、離婚の話は大変でした。誰も幸せじゃなく、みんながすり減っていく。

私が愚痴をこぼした友人だって、嬉しいことはなかったでしょう。

将来を考えずに勢いで結婚した私は、約8年間を棒に振ったようなものでした。

恋は盲目、結婚するときは周りが見えなくなったりします。ですが、1度立ち止まり、本当にこの道でいいのか、しっかり考えるべきだった。

私はそう猛省しました。

 

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