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妻と早く離婚したい。悲しい話し合いの始まり【37話】

更新日:

ついに妻に離婚を突きつけた私。妻の莉子は黙ったまま、その日は終えた。その後も莉子の気持ちが整理できないまま、話は平行線をたどりました。

人妻の言葉

妻の莉子に離婚を突きつけた夜、すでに遅い時間だったので、私は紗衣への連絡もせず眠りに落ちました。

翌日は日曜日。朝から離婚の話はさすがに大変なので、この日は私も外へ出ました。

いつもなら紗衣に何でも連絡してしまう私でしたが、離婚の話をするのは少し様子を見ていた。

(まだ確定していない、どのくらい時間がかかるかわからない離婚の話を紗衣にして、紗衣だけ先走ってしまったら困る)

(万が一…うまく離婚ができなかったら。何年もかかってしまったら。それで紗衣だけ離婚していたら、紗衣が大変になってしまう)

そんな想いから、まだ紗衣には離婚の話が出たことは連絡しなかったのです。

「紗衣おはよう!昨日は連絡できなくてごめんね!」

「おはよう奏馬さん、連絡なかったので不安でした。でも連絡きて嬉しいです♪何かあったの?」

「妻とケンカしててさ…」

私は、妻と離婚の話をしたこと以外を、紗衣に話しました。

チャンスがほしいと言った妻が、週末も出かけていたこと。

結局ご飯も作ってくれず、夫に任せていること。

こうやって文字におこすと、大したことのない問題にも思えます。

紗衣は、

「人はそう簡単には変わらないですよね。申し訳ないけど、私からしたらチャンスをくれと言う割に、やってることがおかしいと言うか、奏馬さんが土下座して「離婚しないで」と言ったわけでもないし、自分の立場がわかってないんじゃないかなーって思いますね」

と冷静に言いました。紗衣は芯がしっかりしていて、自分の思ったことははっきり言うタイプ。

紗衣が私と同じ考えということが、私にとって嬉しいことでした。

今更遅い

夕方家に帰ると、妻の莉子がキッチンに立っていました。

「おかえり」

必死に作った笑顔で私を迎えた莉子でしたが、疲れた様子は隠せません。

「…誰のご飯作ってるの?」

私の口から出たのは皮肉でした。自分の性格もどんどんねじ曲がってきたように思います。

「…2人のだよ。食べてくれる?」

「ありがとう」

「莉子を許さない」と思っても、莉子のとったその時の行動には感謝したのです。

今思えば、私も中途半端な行動をとっていたのかもしれません。同時に頭の中で思っていたことは、

(離婚を切り出してから行動しても…もう遅いよ)

という感情でした。

再戦の始まり

 

いつぶりだろうか。莉子が作ったご飯を食べ始めましたが、私たちは無言でした。

ご飯は私自身が作るか、外食か、お弁当を買って食べることが多くなっていたので、妻が作った料理など本当に久しぶりでした。

味も覚えていません。ただ私が考えていたのは「離婚の話をどう進めようか、莉子は何と言ってくるだろうか?」ということ。

無言で食べる気まずい夕食が終わって、私が食器を片付けると、

「洗うからいいよ」

と莉子が言いました。いつもはすぐに食器を洗わない莉子も、さすがに動いたのです。私は複雑な気持ちになりました。

その後、リビングのカーペットを敷いたところに座り、また2人の沈黙が始まったのです。

考えていることは同じでした。離婚の話です。

少しの沈黙の後、私はこう切り出しました。

「昨日の話、整理できた?」

また少し沈黙があったあと、莉子が答えます。

「…すぐ整理できると思う?」

確かに「離婚して」と言われて「はいそうですか」となる夫婦は少ないだろう。

「前も言ったけど、私は奏馬との未来しか考えてなかったの…自慢の夫だったし、周りの人にも自慢して幸せな夫婦だって思われてた。それが不倫されて離婚した、なんて言ったら、どれだけみじめなの?私。」

莉子の言葉は、とても自分勝手だと感じた。自分をみじめな目に合わせて、どうしてくれるの?と言っているように聞こえたからだ。

「未来を考えていたならこの間の話し合いの後に、どうして俺の不満を直してくれなかったの?チャンスがほしいと言われたから、もう少し直してくれるものだと思ってた」

「…不倫のことがあって辛くて、それどころじゃなかった」

「それどころじゃないのに、飲み会行ったり、帰ってこなかったりっていうのは、違うんじゃない?」

チャンスをくださいと言ったなら、すぐに直してほしかった。

どんどん離れていく心

自分がみじめだ、と言った莉子に、私はこう返した。

「みじめだって言うけど、俺だってもう会社居れないよ。他にやりたいこともあるし、転職するしかない」

私は転職するつもりだった。莉子と同じ会社に勤めていて、不倫の末離婚したと広まったら、もうそこには居れない。

それにもし、紗衣と再婚することになったら、なおさら今の会社には居れない。

「…転職して、私を置いていくの?」

「離婚したら、そうなるよね?」

莉子は混乱しているようだった。おそらく、頭が整理できてなかったのでしょう。

「離婚とか、転職とか、いきなりすぎてわからないよ…」

もともと将来のことを考えるのが苦手な莉子。色々言って混乱するのは目に見えていました。

「俺は離婚して、やりたいことをやる。莉子はこれまで通り仕事に生きればいいよ。きっと俺よりいい人に出会えるよ」

私は半分くらい適当なことを言っていたかもしれない。

「無理だよ…奏馬と離婚したら、もう再婚なんてできないよ。一生1人で生きていくんだよ…」

莉子の言葉も、本音なのか、同情を誘っているのかわかりませんでした。

沈黙と、一問一答の繰り返し。お互い、なんとか自分の良い方向に進めるため、必死で考えていたようでした。

結婚生活とは、こんなに辛いものではないはずです。この時点で、私たちはもう終わっていたのでしょう。

 

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