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結婚に期待しすぎは危険。人は簡単に変わらない【35話】

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不倫相手である紗衣(さえ)との秘密のデートは終わり、私はまた現実の日々に戻りました。妻とは離婚したいし、紗衣とは一緒になりたい。現実の日々には、その気持ちを決定づける出来事が待っていました。

妻を避ける夫

私の地元で秘密のデートをした私は、普通に本妻の莉子と暮らす家へと戻ってきました。

(ついさっきまで、紗衣と一緒だったんだ…)

紗衣の感触や温もり、優しい声がまだはっきりと自分の中に残っています。

そんな余韻にひたっているところに帰ってきた妻の莉子のことは、正直「邪魔」であると思ってしまいました。

恐ろしいことです。本来なら愛すべき人を邪魔者扱いしてしまう…こんな悲しいことはなかなかありません。

「先風呂入るから」

莉子にそれだけ告げて、私はどんどんお風呂に入り寝る準備に入ります。計算して、莉子を避けていました。

私はこのとき、かろうじて莉子と同じ寝室には寝ていました。でも違うベッドで、私はどんどん準備をしてとっとと寝室に向かうのです。

莉子はだらだらとTVを見ているのが好きだったので、私が1人の時間を作るのは簡単でした。

さっきまで一緒だったのに。2人の距離はまだ遠い

私は夜10:00くらいには1人寝室へ行き、紗衣と連絡を取っていました。メールを開くと、紗衣からメールが。

「家に着きました。」

私も紗衣に返信をします。

「おかえり。直接、この言葉を言いたいな」

「ただいま。私も直接言いたいです」

ついさっきまで抱き合っていたのに…私たちはまたメールの世界でしか会えない。

織姫と彦星ほどではないが、私たちにはまだまだ距離がありました。

「旦那さんに怪しまれなかった?」

「大丈夫ですよ。友達とって言って許可もらってますから。奏馬さんこそ大丈夫?」

「大丈夫、とくに何もなかったよ」

紗衣が心配するのも仕方ない。私は1度不倫がバレているから。

しかし次バレてしまったら、紗衣にまで被害が及ぶかもしれない。それだけは避けなければ。

そう思っていました。

変わらない妻、家政婦の夫

翌日からはまた、私も仕事がありました。

仕事の朝は、決まって私が食事を作ります。莉子は朝が弱いため、メイクをする時間で精一杯。

私が「家庭的な女性が理想」なことを知っているはずなのに、その悪しき習慣は変わりません。

お風呂掃除も、キッチンの掃除も、洗濯も、あきらかに私の比率が高かったのです。

「俺は家政婦じゃない」

そう言ったこともあります。でも、そのときはもう家政婦状態でした。

夜は夜で、莉子はご飯を食べた食器をそのままでTVを見るのが得意。

私は何度も注意したので、「チャンスをください」という妻にチャンスを与えていました。

しかし、悪いクセは簡単に治りません。

痺れを切らして私が食器を片付け出すと、

「今やろうとしてたとこなの」

というこれまた得意のセリフ。聞き飽きた私は、

「チャンスをくれって言って、全然治そうとしないね!」

というセリフを返します。

「ごめんね、TVに気をとられちゃって。ちゃんとやるから」

険悪な空気は底が見えないほど、どんどん悪化していきました。

不倫相手の大きな一歩

 

次の週末、妻の莉子は友達と遊びに行きました。

私はここぞとばかりに紗衣と電話をします。

「おはよ、紗衣♪」

「おはよう、奏馬さん♪」

昼前でも肉声の「おはよう」が聴きたかった。

私と紗衣は、お互いの結婚相手への不満や、お互いを愛する気持ちなど、延々と話をしていました。

そこで紗衣から聞きたかった言葉も。

「私はどのみち、離婚するつもりです」

紗衣が離婚するということは、私も離婚すれば紗衣と一緒になれる。

この話は私にとって大きかった。ただ同時に、紗衣の子どものAくんのことがやっぱり気がかりでした。

紗衣は自分にとって申し分ない相手。Aくんとも仲良くできそうだ。

でも、実際に暮らしてみて、本当に俺はちゃんとできるだろうか?

パパになれるのだろうか?

以前紗衣から借りた「atHome」という小説を読むと、うまくできそうな気がしてくる。

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それでも現実をふまえて考えると、簡単なことではありません。

ただ、まずは今、紗衣が離婚に向かうという大きな一歩を踏みだすことは、私にとってはうれしいことでした。

帰らない妻に呆れる夫

私は1人、昼食を食べたり、ジムに行ったりして、合間合間に紗衣と連絡をとりました。

そして夕方。私に「やり直したいからチャンスをくれ」と言った妻なら、帰ってきて夕食を作るのだろう。

そう思っていたのですが、妻は帰ってきません。

一応私も、妻に連絡をいれます。

「何時に帰ってくるの?」

「ごめん、19時には帰ります」

「夕飯はどうするの?」

「ごめん…今日は作ってくれますか?」

私は、確信しました。

(もう、無理だ。この人直らない)

私が離婚を切り出す充分な理由が、このときはっきりとしました。

そして、妻が帰宅したのは19時半。

私は、旦那の帰りを待つ世の女性の気持ちがよくわかりました。

(もう、許さない)

人妻と不倫をしたのは。不倫がバレたのも私。でも、何度言っても悪い部分を治してくれない妻に、私はいいかげん愛想をつかしたのです…

 

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